「30代だけど公務員辞めたい」
「この年で公務員から転職は厳しいのかな」
本記事ではこのような悩みに対して、30代でも公務員から転職を成功させる方法を解説していきます。
公務員という安定した職業に就き一生安泰かと思っていたが、この仕事を一生続けていく事を想像したら嫌になったという人は意外と多いです。
20代であれば後先考えずに行動しても何とかなりますが、30代となってしまうとそうはいきません。
だからと言って30代は公務員からの転職を諦めるべきかというと、全く諦める必要はありません。
ただし20代とは違って注意すべきポイントがあるので、しっかり計画を立てて転職活動をしていくのが大事になります。
公務員を辞めたいと考えている30代の方に、役立つ情報をお届けしますので、最後までご覧ください。
30代で公務員からの転職は厳しいのか
結論として、30代で公務員からの転職は「多少不利だが可能である」です。
公務員からの転職となると基本的には未経験での転職となります。
そうなると選べる会社も限られてくるし、職種も限られてきます。
そういう意味では厳しいと言えますが、30代で転職を成功させることは可能です。
転職を成功させるために、正しい方法で転職活動をしていく必要があるので、注意するべき点を押さえるようにしましょう。
【20代で公務員を辞めたい】辞めたい理由と後悔しない方法とは - 転職スタジアム (shin89.com)
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30代で公務員を辞めたいと思う理由
人間関係が辛い
公務員には独特の閉鎖的な人間関係があり、ストレスを感じる人が多いです。
年功序列で年上の人が偉いという風潮が根強くあるので、若手からすると仕事がやりづらく感じます。
また、市民からのクレームも多くストレスになることが多いです。
こんな環境で働いていると、中には体調を崩して休職する人が一定数いるのが事実です。
なぜか楽と思われている公務員の仕事はストレスフルである場合も多いのです。
スキルが上がっていかない
公務員として働いていると、役所の場合は数年に一度必ず部署異動があります。
そうなるとせっかく身に着けた知識もリセットして新しい業務を覚えていかなければなりません。
また裁量も少なく、例年決まったことを決められた通りにこなしていく毎日を繰り返すことで、将来に対して不安を感じてしまうことも多いです。
民間企業でバリバリスキルを高めている友人をみると焦りますよね。
もっと自己成長できる環境を求めて転職する人も多いのが現実となります。
完全年功序列に嫌気がさす
公務員は完全年功序列なので、能力が評価されることは期待できません。
そんな組織で働いていると、「いかに楽をしながら長く働いていくか」をクリアした人が一番得することに気付いていきます。
しっかり自分の能力を評価してほしいと考えている人は、年功序列の組織に嫌気がさして転職していくケースが多いです。
将来が見えてしまっている
公務員は良くも悪くも将来が見えている状態と言えます。
生涯賃金もほぼ計算でき、安定していると言えるでしょう。
しかしベテラン職員の姿を見て、その姿が将来の自分の姿だと想像したときに、なりたい姿がないという葛藤も生まれます。
正直、死んだ魚の目をしたおじさんが多いのが現実としてあります。
近い将来そんな姿になるのが嫌だと感じ、転職に踏み入れる人もいます。
仕事にやりがいを感じない
公務員の仕事にやりがいを感じないという人が多いという理由があります。
公務員は利益を求めないという所から、仕事の成果が見えづらくなってしまうことが多いです。
30代で公務員を辞める時に注意する事
公務員を辞めたい理由を明確にしておく
公務員を辞めるにあたって、その理由を明確にしておきましょう。
なぜなら公務員でやれなかったことが、民間企業であれば必ず叶うとも限らないからです。
「公務員を辞めて民間企業で何をしたいのか」を明確にし、それが叶う企業を見つけることが転職の成功へと繋がります。
辞める前に一度ゆっくり自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。
なるべく転職先が決まってから辞める
30代となってしまうと、転職はスムーズにはいかない可能性が高いです。
公務員からの転職は基本的には未経験での採用となるからです。
無職の期間が長引いてしまうと転職もどんどん不利となってしまい、悪循環が生まれてしまいます。
30代で公務員からの転職を成功させる方法
転職エージェントに登録する
転職を成功させるためには、正しい方法で転職活動をしなければなりません。
まずは転職エージェントに登録して、転職活動を開始しましょう。
コツとしては、複数のエージェントに登録してその中から1~2つの相性のいいエージェントに絞っていく方法がおすすめです。
転職を成功させるなら転職のプロである転職エージェントの力を借りましょう。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは求人数日本一で、業界最大手の転職エージェントです。
エージェントが各業界の専門知識を持っているため、詳しい情報も収集可能となります。
転職エージェントを利用する際には必ず登録しておくべきでしょう。
doda
利用者満足度No.1のdodaは、エージェント機能に加えて自分で応募できる「転職サイト機能」、オファーが届く「スカウト機能」があるのが特徴となっています。
サポート体制がしっかりしているため、初めての転職活動でも安心して利用できます。
また、サイト全体の見やすさに定評があり使い勝手が非常にいいです。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは若手向けの転職エージェントです。
求人数も多く、転職初心者へのサポートも充実しているため、利用価値は高いでしょう。
初めての転職におすすめのエージェントとなっています。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは非公開求人50%、スピーディーなレスポンス、ハイレベルなサービスを提供しており、顧客満足度も非常に高いです。
ミドル・ハイクラス寄りの転職エージェントなので、年収アップやキャリアアップを狙えるサービスとなっています。
他の転職エージェントと合わせて登録しておくことで、条件のいい企業を探していけるので非常におすすめしたい転職エージェントです。
みんなのエージェント
みんなのエージェントは、求職者と転職エージェント個人を繋ぐ口コミ評価型プラットフォームとして2021年11月にリリースされました。
今までになかった「求職者がエージェントを指名する」というスタイルが特徴となっている転職エージェントとなっています。
みんなの転職エージェントの詳細を知りたい場合はこちらの記事をみてください。
【みんなのエージェントの特徴と口コミ】担当エージェントは指名する時代へ - 転職スタジアム (shin89.com)
第二新卒AGENTneo
第二新卒AGENTneoは若手の転職にフォーカスしているため、未経験の職種への転職だったり、社会人経験が浅い人をメインにサービスを行っています。
公務員からの転職となると、ほとんどの場合が未経験の転職となると思いますので、第二新卒エージェントneoは利用する価値は高いですね。
【公務員から転職】まず登録しておくべき転職エージェント4選 - 転職スタジアム (shin89.com)
【初心者でもわかる】転職エージェントにの正しい活用法 - 転職スタジアム (shin89.com)
【転職エージェントとの相性が悪い】合わないと感じた時の対処法を解説 - 転職スタジアム (shin89.com)
スキルアップや資格の習得に励む
転職を成功させるためにスキルアップや資格の習得をおすすめします。
公務員として働いているだけだと、アピールできるスキルは身に付きにくいですが、スクールに通ったりして資格の習得をすることであなたの市場価値も上がっていきます。
今では映像講座やオンラインで受講できるのが主流となっていますので、スクールに通わなくてもスマホやPCがあれば授業を受けられる環境が整っています。
スタディングでは、日々忙しい公務員でもスキマ時間を利用して学べる環境が整っています。
資格の種類も、簿記、ITパスポート、TOEIC、宅建など非常に種類が豊富な資格の習得を目指すことが出来ます。
まずはスキルを身に着けるためにも、自己投資として資格の習得を目指すことをおすすめします。
情報の収集をする
転職するにあたっていきなり行動するのが怖いという人は、まずは情報の収集から始めてみましょう。
書籍や友人の話を聞くなども効果的ですが、自分の市場価値をはかったり、どんな仕事が向いているかなどの自己分析をしておくことをおすすめします。
ミイダスは質問に答えるだけで、職務適性やストレス要因などの行動特性が分かります。
また、職務経歴書や履歴書、カウンセリングも一切不要なので気軽に登録でき、自己分析するのに最適となっています。
まずはハードルが低い情報収集から始めたいのなら、ミイダスを利用してみましょう。
最後に
30代で公務員を辞めたいと思ったら、事前準備が大切になることを解説していきました。
精神的に限界という場合などを除いたら、慎重に行動していく事が大切になります。
計画を立てて転職活動を行えば、30代でも公務員からの転職は可能なので、諦めずにチャレンジして欲しいと思います。
無事公務員を辞めて転職が成功できるよう、応援しています!