公務員

市役所職員に向いてる人の特徴とは?【元職員経験者が答えます】

 

「市役所の職員に向いている人ってどんな人だろう」

「僕は市役所に向いているのかな」

本記事はこのような疑問に対して、元市役所職員経験者の私がお答えしていきます。

 

次のような人におすすめ

  • 市役所職員を目指そうと思っている
  • 現職で働いているが向いているか悩んでいる
  • 自分が市役所職員に向いているか知りたい

公務員は安定していると言われており、人気の職業です。

安定した職業を求めて公務員試験に必死に取り組む人の数は非常に多いです。

しかし、市役所職員も誰にでもできる仕事かというと、それは間違いとなります。

それでは、どんな人が市役所職員に向いているのか、元職員の私が分かりやすく解説していきます。

 

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市役所職員に向いてる人の特徴

まず、市役所職員に向いている人の特徴を紹介していきます。

向いている人の特徴としては以下の通りです。

  • コミュニケーション能力がある
  • コツコツ作業をこなすのが得意
  • 協調性がある
  • 仕事にやりがいを求めずプライベートを重視
  • 安定志向

基本的にこのような特徴や考え方の人が向いています。

もちろん全て当てはまっていなければならないという訳ではないのですが、この特徴と大きくかけ離れていたり、全く当てはまる要素がないという人は、もう一度考え直してみてもいいかもしれません。

それではもう少し詳しく見ていきましょう。

 

特徴① コミュニケーション能力がある

市役所の仕事は人と多く関わる仕事です。

市民の人の対応や、他部署との調整、部署内の連携などが必要となります。

抜群のコミュニケーション能力は必要ありませんが、愛想よく話せたり、積極的に会話をできる人は仕事もスムーズに進めやすいでしょう。

 

特徴② コツコツ作業をこなすのが得意

市役所の仕事は地味な作業がとても多いです。

上司への決済をもらう作業に対しても、いちいち伺い文といった決済のための文章を作成しなければならなかったり、書類のチェック作業だったり、地味な作業だらけです。

そういった地味な作業でも淡々とコツコツ進められるような人であれば、あまり苦に感じないでしょう。

逆に、地道な作業に苦手意識がある人は苦労するかもしれません。

ちなみに私は、こういった地道な作業は苦手でした。笑

 

特徴③ 協調性がある

市役所職員として働く上で協調性はかなり大事になっていきます。

職場の人間関係はどちらかというと閉鎖的な環境で、周りの人と協力する姿勢や助け合う気持ちがあると人間関係は良好になります。

例えば、クレーム対応に追われて仕事が終わらない人がいれば、簡単な仕事は引き受けてあげたり、積極的に雑用を手伝う(ゴミ出しなど)をすることによって周りからの信頼が厚くなり、自分が困ったときも周りから助けてもらいやすくなります。

だから、市役所職員は協調性があると有利になると言えるのです。

 

特徴④ 仕事にやりがいを求めずプライベートを重視

市役所の仕事は基本的にやりがいは少ないと思っておいた方がいいです。

なぜなら、完全に年功序列でいくら優秀でも給料が上がっていかない側面があるからです。

しかし、きちんと土日祝休みで有給も取れ、夏季休暇や年末年始休暇が充実している強みもあります。

仕事は仕事と割り切って、プライベートを充実させたいという人にはいい環境であることは間違いないでしょう。

中には、休日も同期や職場の同僚とBBQしたり出かけたりしている人が多いです。

仕事一本でバリバリやりたいという人より、ワークライフバランスを重視した働き方がいいという人には向いている職業となります。

 

特徴⑤ 安定志向

向いている人の考え方として、人生プランを計画を立ててその通りに進めていきたいという人には抜群の相性となります。

市役所職員は公務員のため、雇用や給料などが保証されており安定しています。

ほぼ確実にクビになることもなく退職金も優遇されているので、老後の心配もほとんどありません。

逆にいうと、若いうちにお金をたくさん稼いで上り詰めるということは不可能となります。

贅沢な暮らしより、人並み以上のそこそこの生活を安定して過ごしていきたいという人は向いていると言えるでしょう。

 

市役所職員に向いてない人の特徴

逆に市役所職員に向いていない人の特徴はどんな人か解説したいと思います。

向いてない人の特徴としては以下の通りです。

  • 無駄な作業が嫌い
  • 仕事にやりがいを求める
  • 実力を認めてもらいたい

といった特徴があります。

それでは詳しく見ていきましょう。

 

特徴① 無駄な作業が嫌い

市役所の仕事は、正直無駄だと感じるような仕事が多いです。

文章一つ作るにも細かい文言まで直されたり、いちいち上司の決裁をもらうのに時間がかかったり、効率が悪い部分が多いのは事実としてあります。

物事を合理的に無駄をなくしたいと思っても、市役所の組織を動かして合理化を図るというのはほぼ確実に不可能です。

基本的には前例通りのやり方で、効率が悪いと感じてもそのままやり続けるしかないのです。

そんな環境に嫌気がさしてしまう場合は、市役所で働く事に向いているとは言えないでしょう。

 

特徴② 仕事にやりがいを求める

市役所の仕事にやりがいを求めてしまうと、その望みは叶わない可能性が高いです。

「市民のために大きく貢献したい」

「市民から感謝される仕事をしたい」

など理想を強く持ちすぎていると、理想と現実のギャップで後悔してしまう恐れがあります。

実際は思っているよりも地道で、同じことの繰り返しのような事務作業や、窓口・電話対応などに追われ、やりがいを感じる瞬間は多くありません。

なかには、人との関わり自体にやりがいを感じて働いている人もいますが、どちらかというと休日のために仕事は仕事と割り切って働いている人の方が多い印象です。

市民のためにという強い気持ちが強い人よりも、ある程度割り切ってやっている人の方が向いていると言えますね。

特徴③ 実力を認めてもらいたい

仕事の成果や実力を認めてもらいたい人には支度所の仕事は向いていません。

完全年功序列で評価制度もほぼ全員同じになるので、周りと差を付けることなく昇給していきます。

また、仕事を評価する基準もあいまいなので、管理職側からも評価しずらいという背景もあります。

優秀な人が多くの仕事を抱え込んで、それでも給料は変わらないといった状況になっているのが現実です。

勤続年数を重ねて昇任試験に合格することが給料アップの道筋となるので、そこに不満が残るのであれば市役所職員に向いていないと言えるでしょう。

 

最後に

今回は市役所職員に向いてる人の特徴について解説していきました。

これから公務員試験を受けて目指す人も、現職で働いている人も、公務員に興味がある人も参考程度に考えてもらえたらと思います。

最終的にやるかやらないのかはあなた自身の判断が一番大事になります。

色々考えたうえで、市役所を目指したいと思うのであれば、まずは行動することが成功の近道です!

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