公務員

元消防士が語る消防士に向いている人の特徴

 

この記事で分かること

  • どのような人が消防士に向いているか分かる
  • 実際の消防署の環境が分かる

世の中にはたくさんの仕事があり、どの仕事にも向き不向きがあります。

私は以前消防士として働いていましたが、向いていないと思い退職しました。

実際に働いてみて分かった消防士に向いている人の特徴を解説していきます。

 

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消防士に向いている人の特徴

体力に自信がある人

消防活動を行っていくためには、高い運動能力と体力が必要となっていきます。

消防士になるための公務員試験でも体力試験があり、消防士として活躍していくための必須の能力となります。

消防活動を行う上で、防火服約10kgと空気ボンベ約20kgを背負って消防活動を行います。

真夏に火事の現場へ出動することもあり、消防士が暑さでダウンしてしまったら消火活動が行えなくなってしまします。

過酷な現場や環境に耐えていく為にも、体力に自信がある人は消防士に向いていると言えるでしょう。

 

上下関係に抵抗がない人

消防の世界は完全に体育会系で、厳しい上下関係が存在します。

上司の言うことは絶対で、逆らえたり意見が言える雰囲気は全くありません。

「上司が右と言えば間違っていても右を向く」

まさにこんな感じです。

また、新人は入ってから数年は雑用係をやらなくてはなりません。

先輩の分の洗濯をしたり、掃除をしたりなど、消防署によってもルールが違います。

そして上司や先輩との人間関係を上手に構築していって、認めてもらう必要があります。

こういった環境に抵抗がない人は消防士に向いていますね。

 

精神的に強い人

消防士を続けていくためには体力だけでは厳しく、精神的にも強い必要があります。

過酷な現場での精神的ダメージや、消防署内の人間関係で精神的ダメージを受けやすい仕事だからです。

現場では悲惨な災害現場で死体を目にすることも覚悟しなければなりません。

消防署内の人間関係では理不尽な事ばかりで、特に新人時代は完全にこき使われます。

そんな逆境のような環境でも耐えていけるような、精神的に強い人は消防士に向いているでしょう。

 

正義感がある人

消防士の仕事は火災現場や人命救助など、とても責任の重い仕事となっているためプレッシャーがものすごく重くのしかかります。

そんな過酷な環境の中でも、「絶対に助ける」という正義感がなければ人の命なんて助けることが出来ません。

普段から何か人助けをしたり、自分を犠牲にしてでも他人のために行動できる人は間違いなく正義感が強く、消防でもその正義感を発揮して活躍していけるでしょう。

 

協調性がある人

消防の仕事はチームワークがとても大事になります。

現場でも小隊として活動するため、基本的に全て集団行動であり、個人プレーは一切ありません。

そのため、チームで信頼関係を築き上げて、体調の命令通りに完璧にこなしていく必要があります。

チームで力を発揮するために、協調性があると信頼関係を築きやすくなり、現場で活躍しやすくなります。

集団生活の中で協調性を持って行動するのが得意な人は、消防士に向いているでしょう。

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まとめ

消防士に向いている人の特徴をまとめると

  • 体力に自信がある人
  • 上下関係に抵抗がない人
  • 精神的に強い人
  • 正義感がある人
  • 協調性がある人

となります。

全部当てはまる必要性はありませんが、この中のどれか当てはまるものがあれば、その強みを最大限に発揮して消防士として活躍できるようにしていきましょう。

また、面接でもこの強みをアピールできると好評化に繋がりますので、参考にしてみてください。

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