「公務員から民間企業への転職は不利なの？」
「公務員からの転職はどうやって成功させればいい？」
この記事はこういった悩みを解決していきます。
はじめまして、シンと申します。
元公務員で転職を繰り返し、現在倍率50倍以上の高給ホワイト企業に勤めています。
自身の経験をもとに、公務員からの転職について情報を発信しています。
「公務員から民間企業に転職しても通用しない」
そんなイメージが世間にはあると思います。
公務員から民間企業への転職は本当に難しいのでしょうか。
私の実体験をもとに、解説していきます。
目次
公務員からの転職は不利？⇒不利ではあるが可能
結論として、「不利ではあるが可能」です。
まず、確実に未経験からの転職となりますので、経験者募集の求人を目指すことは困難なため、そもそも選択肢が狭くなります。
また、せっかく苦労して入った公務員を辞めるという考え方を理解できない人も一定数います。
採用担当からとしても、安定した公務員を辞めるのは何か問題がある人物なのではないか、などのように考える人もいるのが事実です。
しかし、実際面接まで行ってしまえば、人柄や意欲などたくさんアピールするチャンスがありますので、若干ハンデを背負っているくらいに捉えておきましょう。
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公務員からの転職が不利だと言われる理由
スキルがないと思われる
企業は即戦力を求めている場合があります。
公務員は数年で異動もあり、何かのスキルを極めていく事はなかなか難しいです。
実際は公務員を通して身につくスキルや、優秀な人材もいるのは間違いないですが、世間一般的な目線や、人事からの目線で見ると、スキル不足と囚われてしまうことも多いのは事実としてあります。
利益を求める思考がないと思われる
利益を求める思考がないと思われる
公務員と民間企業ではそもそも仕事の方向性が全く違います。
公務員は市民などに平等に奉仕することが役割ですが、民間企業では利益を追求しないと潰れてしまいます。
その考え方の違いについて来れるかが懸念される場合が多いです。
実際に私も元公務員というだけで書類審査に落とされたこともありました。
公務員からの転職を成功させる５つのポイント
- 公務員として働きながらでも可能なスキル・知識を身に着ける
- 未経験で挑戦できる求人を中心に探してみる
- チャレンジ精神をアピールする
- 周りの意見（世間体）を気にしない
- 段階的に年収を上げる
公務員として働きながらでも可能なスキルを身に着ける
公務員として働きながらでも、スキルを上げる事は可能です。
- Excelの能力を上げる（マクロなど）
- コミュニケーション能力を磨く
- 傾聴力を身に着ける
- 論理的思考（ロジカルシンキング）を身に着ける
など、公務員であってもスキルや知識はいくらでも身に着けることが出来ます。
そして、基本的なビジネススキルを身に着けておけば、民間企業からも重宝されます。
なぜなら、民間企業に勤めている人でも普段から勉強や読書をする人はほとんどいないからです。
仕事終わりや休みの日を使って、読書などの自己研鑽に励んでみましょう。
未経験で挑戦できる求人を中心に探してみる
公務員からの転職は不利であっても、未経験を募集している会社であればハンデは大きくありません。
未経験の募集の場合は人柄・人物重視である場合がほとんどです。
未経験で求人を出している職種も多く、営業や一般事務、技術職やWebマーケティングなど選択肢はたくさん溢れています。
求人を探すときは、未経験からサポート体制が整った会社を探してみましょう。
チャレンジ精神をアピールする
公務員から転職する際に、面接で確実に聞かれることとして退職理由があります。
ここで、公務員に対しての不満を言ってしまうとネガティブな印象を与えてしまいます。
“将来こういうことにチャレンジしたくて、それが公務員では叶えられない“というような、未来に対してのチャレンジ精神をアピールすることによって、印象が悪くなりにくいでしょう。
周りの意見（世間体）を気にしない
公務員を辞めることを周りの人に言うと、高確率で「もったいないから辞めない方がいい」などと止められる経験をすることになるでしょう。
しかし、周りの意見を気にしすぎるのはよくないです。
誰もあなたの人生に責任を取ってくれません。
公務員になったら定年まで働かなければならないという価値観も古くなってきています。
公務員から民間企業に転職したいと思うのであれば、自信をもって挑戦してみましょう。
段階的に年収を上げる
要するに、未経験で転職したあとに、また転職を繰り返して年収を上げるという方法です。
これは私が実際に実践した方法です。
私は公務員から工場へと転職し、技術職として働きながら製造業の知識も同時に身に着けていきました。
その後、メーカーへと転職する事によって工場の経験も活かしつつ、キャリアアップして年収も２００万円以上アップし、転職を成功させました。
そもそも転職をする際の心構えとしては、「次の会社で一生働く」などと考えるのはお勧めできません。
日本の平均転職回数は２～３回ほどですが、アメリカなどでは10回ほど転職を繰り返すことも珍しくはありません。
なので転職を繰り返す中で、キャリアアップや年収アップなど、自分に合った環境を追い求めるのが理想なのです。
これからは長期目線で見た転職活動を心がけましょう。
転職エージェントに無料で相談してみるのもありでしょう。
【公務員から転職】まず登録しておくべき転職エージェント４選 - 転職スタジアム (shin89.com
公務員からでも転職は出来る
公務員からの転職は不利と言われることも多いですが、ご紹介した５つのポイントを意識するだけでもハードルが多少下がるのではないでしょうか。
行動しないと未来は変わりません。
勇気をもって未来をより良いものに変えていきましょう。
応援しています。