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【公務員を辞めたい】元公務員が語る辞めたい理由と解決法

「公務員本当に辞めて大丈夫かな?」

「公務員辞めたい理由ってどんな理由が多いんだろう?」

この記事はこういった悩みに答えていきます。

 

はじめまして、シンと申します。

公務員から公務員の転職、公務員から民間企業への転職を経験し、現在年収200万円以上アップを果たした経験をもとに、公務員からの転職についての情報をメインに発信しています。

公務員試験を突破し憧れの公務員になったものの、働いていく中で

「こんなはずじゃなかった」

と、公務員を続けていく事に不安を感じ、辞めたいと思うようになったという人は意外と多いのではないでしょうか。

この記事では実際に私の経験をもとに、公務員を辞めたいと思った理由や、公務員を辞めたいと思った時の解決法を解説していきます。

公務員を辞めたいと思う6つの理由

公務員として働く中で、辞めたいと思う理由はたくさんあります。

公務員は独特の組織で、そこになじめない人はかなり苦労をするでしょう。

私は正直なじめず、毎日辞めたいと思いながら働いていました。

今回は公務員を辞めたいと思う理由を6つ紹介します。

人間関係がつらい

公務員に限ったことではないですが、辞めたいと思う大きな理由として人間関係があります。

ただし、公務員の場合は年功序列が強く残っているので、年齢が上だというだけで偉そうにしてくる人も多数います。

そういったことで上司から理不尽に怒られたり、ねちねちとした人間関係に嫌気がさして精神的にしんどくなる場合があります。

思ったよりも仕事が激務

「公務員は楽」というイメージがあるかと思いますが、実際は部署によっては激務だという事が多々あります。

毎日終電近くまで残って仕事をする部署もあれば、毎日定時で帰れる部署があるのは、意外と知られていない事実ですね。

部署も自分で選べないため、運の要素も大きいです。

仕事内容がつまらない

公務員の仕事はつまらないという意見が多いです。

基本的に公務員の仕事は前例通りの仕事を毎年繰り返していくという内容で、改善だとか何かアイディアが活かせる環境ではありません。

実際に私が働いていた時も、単調でつまらないと感じていました。 しかしやりがいは人それぞれなので、これに関しては一概には言えない部分ではあります。

給料が低い

公務員は年功序列なので、ある程度年配になれば給料は平均以上に上がりますが、若いうちはかなり安月給です。

私が勤めていた役所(政令指定都市)の一年目の給料はざっくりだと、

  • 高卒 基本給14万+地域手当2万
  • 大卒 基本給18万+地域手当2万

ほどでした。

ボーナスは年間で約50~80万程となります。

年収としては残業代にもよりますが、

  • 高卒 250~300万
  • 大卒 280万~330万

程となります。

そして20代のうちはほぼ給料上がらないと思った方がいいです。

その結果、残業代で給料を稼ごうとする人が量産されてしまう環境が生まれているのも事実です。 ただし、数年働くと昇進試験を受けて給料を上げるチャンスはあります。

公務員に対してのバッシング

公務員に対して世間の目は厳しいです。

働いていた身としては、自分の存在を否定されてるような気持ちにもなりました。

「税金泥棒」

「お役所仕事で仕事が遅い」

「仕事楽そうなのに給料高くてずるい」

このような理不尽なことを市民だけでなく、時には身近な人にも言われたりもします。

こういった意見は基本的に無視してOKだと思いますが、正直辛いものでもあります。

将来なりたい姿の年上の職員がいない

断言できることではありませんが、私が働いていて感じたのは

死んだ魚の目をしたおっさん

が特に中年の職員に多い印象でした。

そして、完全年功序列なので能力もないのに年齢が上なだけで偉そうにする人の割合が高いです。

もちろん、中にはちゃんとした上司もいるかと思いますが、年功序列という環境に甘んじて老害化してしまう人も多いです。

 

公務員を辞めたいと思った時の解決法

思い切って転職する

公務員から転職するのは勇気がいることだと思います。

しかし、辛い思いやしんどい思いをしながら続けていくのは不幸へ突き進むだけです。

将来を考えて公務員を続けていく事が幸せから遠のくと判断できるのならば、思い切って転職するべきです。

転職自体はリスクもありますが、転職活動にはリスクがありません。

辞めたいと悩んでいるならまずは転職活動を始めてみましょう。

関連記事もあるので、合わせて読んでみてください。

異動するまで凌ぐ

もし、公務員が嫌なのではなく、たまたま今の上司が嫌な場合や一時的に嫌な場合は異動するまで凌ぐ方法もあります。

公務員は必ず異動があるので、辞めなくても環境を変えることは可能です。

上司や同僚が嫌な場合は極力関わらず聞き流す力を身に着けて、異動などで状況が変わるのを待つのも一つの手ですね。

まとめ

公務員の仕事は世間で思われているよりも大変で、人間関係にも不満を持ちやすい環境になっています。

公務員の組織を変えることはできなくても、自分の環境を変えることはできます。

そんな職場に嫌気がさして、働いていくのがしんどくなったら転職等環境を変えてみてください。

公務員を辞めたところで不幸になることもないし、正直問題なく生きていけます。

そしてあなたに合う職場は必ず見つかります。

辞めたいと思ったら辞めてしまうのも一つの立派な選択肢でしょう。

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