会社員の悩み

【工場勤務ってどうなの?】元工場勤務が解説します

「工場勤務ってブルーカラーだし体力的にきついのかな?」

「工場勤務って底辺の仕事?」

「どういう人が向いているのだろう?」

この記事はこのような疑問を解決していきます。

 

はじめまして、シンと申します。

私は市役所から消防士へ転職し、そこからまた工場の技術職に転職してから現在のホワイト企業(メーカー)へ転職を成功させた異色の経歴を持っています。

その中でも一番キャリアが長かった工場では、主に溶接をメインとした金属加工の仕事をしていました。

まず一つ先に言っておきたいことがあります。

工場の仕事は底辺ではありません

私は工場を辞めた身ですが、それでも工場で働くことの魅力ややりがいもあるとはっきり言えますし、工場で働いて良かったと思っています。

この経験をもとに、これから工場勤務についてのリアルを解説していきたいと思います。

工場勤務にはどんな種類があるの?

あなたは工場勤務と聞いてどんなイメージがありますか?

「めちゃめちゃ体力仕事?」

「むしろずっと同じ場所で同じ作業?」

結論としてこれは“職場によって異なる“です。

何を製造しててどういう工程があるのかによって必要な技術が変わってくるからです。

ただ、工場での仕事について、大きく分けると2種類の形態があるので紹介していきます。

 

多能工

多能工といい、自分で複数の作業や工程を担当し製品を製造していく職種です。

まさに、職人とか技術職と言われる人はこのパターンに当てはまります。

私が工場で働いていた時はこちらのタイプでした。

 

単能工

単能工といい、同じ作業や工程を任される人の事を言います。

ライン工などはこちらに当てはまります。

よく聞く派遣の工場勤務の場合はこちらのケースが多いです。

ちなみに、夜勤があったりで給料や時給が高いケースもよくあります。

 

また、仕事内容とは別に勤務形態も向上によって異なっています。

普通に日中のみの稼働をしている工場と、夜勤があって24時間稼働している工場があります。

工場はものを作ってなんぼなので、機械をメインに動かして製造している会社は夜勤があるケースが多いですね。

工場勤務のやりがい

ものづくりの楽しさを味わえる

これにつきますね。

ものづくりは思っているよりも奥深く、私は没頭することができました。

自分で作り上げた製品には愛着が湧きますし、製品に魂が吹き込まれていく感覚と製品が完成した時は達成感があり、とてもやりがいを感じていました。

また、基本的に人よりもモノと向き合う仕事なので、必要以上に人間関係のストレスを抱えずに仕事をすることが出来ました。

工場勤務のキツイところ

まず、給料が上がりにくいということが挙げられます。

工場はモノを作ってなんぼの世界なので、完全に労働集約型になります。

まさに毎日汗水流して働くという感じです。

仕事すればするほど会社の売り上げに繋がりますが、自分で貢献できる売り上げに限界があります。

給料を上げるなら、業務効率化やマネジメント能力を身に着けて工場長など出世を目指さないと厳しいでしょう。

また、休みが少ないケースも多いです。

私が働いていた工場も土曜は隔週で出勤でした。

正直週6で働くのは体力的にしんどいと思うことが多かったですね。

しかし事前に注意すればブラック企業は回避できます。

このように福利厚生が整っていない工場も多いのは現実としてあるので、そこは要チェックしてから応募しましょう。

ただ、夜勤がある交替勤務制の会社は夜勤手当がつくため、一年目で月収30万超える会社もあるのは事実です。

会社選びの時にしっかり見極めればいい会社も必ず見つかります。

ブラック企業の特徴についての記事も書いているので、併せて読んでみてください。

どんな人が向いてる?

ものづくりに没頭できる人は向いてる

まず、ものづくりを楽しめる人は向いているのではないかと思います。

自分の世界に入ってより良いものを作っていく事に魅力を感じる人は、仕事をしていく中でやりがいや楽しさを感じながら取り組めるでしょう。

その他には、しっかり自分の中で段取りを取ってやりきる集中力がある人です。

これは先ほど紹介した多能工に当てはまることになりますが、意外とものづくりは頭を使うことが多く、それこそ図面を見ながら作っていく事も多いです。

どういった順序でどういった方法で作っていけばいいのかの事前準備も大切で、経験を積んでいく中で、より効率的に業務を進めていく能力も必要となります。

だからこそ、思考停止せずに工夫しながらやりきる力がある人も向いていると思われます。

 

人と多く関わる仕事をしたい人は向いてない

工場で働くと人との関わりが全くないということはあまりありませんが、それでも他の職種と比較すると人と接する機会は少なくなります。

また、基本的に工場で働いている人はあまりコミュニケーション能力が高くない傾向にあり、人と関わりたくないという人もいるでしょう。

ただこればかりは会社によって異なるので、実際に会社の雰囲気を掴んでから入社することをオススメします。

工場で働くなら転職サイトを活用しよう

工場で働きたいと思ったらハローワークで応募する方法もありますが、良い求人を探したいのであれば工場専門の転職サイトも是非合わせてご利用することをおススメします。

工場で働きたいと思ったら

とりあえず登録しておけばOK

というサイトを2つに絞って紹介します。

工場ワークス

 

工場への転職で代表的なのが、『工場ワークス』。

業界特化型なので、情報量も多く安心できるサイトです。

また寮付きの求人も豊富で、一人暮らし、家族で暮らすにも好条件の求人が揃っています。

無料なので、工場で働きたいと思ったらとりあえず登録しておきましょう。

ものづくり業界で未経験から正社員【工場ワークス】

 

工場求人ナビ

 

こちらも工場への転職で代表的なサイトで知られる『工場求人ナビ』。

サポート体制が充実しており、WEB面接も可能です。

未経験でも高収入を得られる求人が揃っているので、登録しておいて損はないでしょう。

無料で手間もかからずに登録できます。

 

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【最後に】

工場勤務は底辺とか言われることもありますが、決してそんなことはありません。

どんな職種にも良いところと悪いところがあり、それを理解したうえで自分に合った仕事を選んでいく事が大切なのです。

そのなかでも工場勤務はものづくりに携われる魅力ある仕事であることは間違いありません。

仕事が楽しいと思える未来を目指して頑張っていきましょう。

以上です!

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