転職ノウハウ

転職活動は働きながら?辞めてから?

「転職活動を始めたいけど、会社は辞めない方がいいのかな?」

「とにかく早く会社辞めたいけど、先に辞めたら不利になるのかな?」

この記事はそんな悩みを持つ方に向けて書いています。

 

はじめまして。
スキルなしの状態で3回転職を経験し、最終的には未経験にも関わらず年収200万円アップのホワイト企業に転職を成功させたシンと申します。

転職はある意味人生が変わるといっても過言ではなく、そのためにかける労力もとても大きいです。
転職することを決めた時に、会社を続けるか辞めるか迷うと思います。

どっちを選べばいいかというと、結論としては人によって変わるということです。

会社が忙しすぎて休みもない状況の人は、転職を決意したなら辞めるのも選択肢として正しいと思いますし、まだ転職を絶対すると決めたわけではないけど、とりあえず転職活動を始めてみるっていう人は会社を辞めるべきではありません。

そこで一番大事になるのは、両方のメリットとデメリットを理解し、自分に合った方法を選ぶということです。

それでは今回は、それぞれのメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。

ではまいりましょう!

 

ちゃんと理解してから自分に合った方法を選ぼう!

 

働きながら転職活動するメリットとデメリット

メリット

まず働きながら転職活動をするメリットとして、経済的余裕と精神的余裕が一番大きいでしょう。

経済的余裕とは収入が途切れる心配がないという意味で、精神的余裕とは無職になる不安がなく、最悪今の会社には残れるという選択肢が残っているので精神的に追い込まれる負荷が少なくなるということです。

もし会社を辞めてしまうと、無職期間が長引くことに対して焦りを感じ、最終的に自分が希望している条件から大きく外れている企業にもかかわらず内定をもらった安心感から入社を決めてしまうこともあります。

しかし働きながら転職活動を行うことによってそういった焦りは比較的起こりにくく、冷静に企業を選んでいけるでしょう。

それでも働きながらの転職活動でもなかなか内定をもらえずに焦ってしまうときは多いです。
そんな時はなぜ転職したいのかという「転職の軸」に立ち直り、しっかり見極めていきましょう。
転職の軸の決め方の記事も書いていますので、こちらの記事を参考にしてください。

その他のメリットとして、離職期間がないため応募先からの印象が悪くならないというのもあります。

退職してから離職期間が開いてしまうと、仕事の感覚が薄れてしまうため応募先の企業から印象が悪くなる可能性があります。
その分、働きながら転職活動をすることによってそういう印象を与えるリスクはなくなります。

 

デメリット

働きながら転職活動をするデメリットとしては、情報収集や応募書類の作成などの対策に十分な時間を取れないことです。
もちろん日中は仕事をしているので、転職活動は仕事終わりや休日の日を使ってするしかありません。

普段の仕事で疲れた後に書類を作ったり情報を集めたりするのは正直しんどいです。

相当本気で取り組まないと、途中で挫折してしまいそうになるくらいしんどいです。

その結果転職活動を途中で諦めてしまう人も沢山います。
そんな時間がない環境の中でやり抜く覚悟は必要ですね。

その他に、面接の日程調整が大変で、有給を消化していかなければならないというデメリットもあります。

これは私が働きながら転職活動していた中で一番ネックに感じた部分でした。

仮に沢山応募して全部書類選考を通過したとしても、有給も無限に使えるわけでもなく、そんなに頻繁に休めないのが社会人です。
そうなった場合は泣く泣く辞退するしかありません。

こういった有給や現在の仕事のことも計算して動いていかなければならないのは、不利にもなるでしょう。

 

働きながら転職活動した方がいい人

まず休みなどが比較的取れて、働きながらでも転職活動が可能だと思える人は会社を辞めずに転職活動をする事をオススメします。

やはり退職してしまうと収入面で厳しくなり、しかも後戻りが出来ない状況になるので、精神的にも不安な気持ちが大きくなってしまいます。

また、最終的に現在の仕事を続けるという選択肢も残したい人は働きながら、無理のない範囲で転職活動をしていきましょう。

会社を辞めて転職活動するメリットとデメリット

メリット

やはり最大のメリットとしては、転職活動に時間をかけられること、面接の日程調整ができることです。
有給の事を考えずに沢山応募できますし、応募書類作成や面接対策に時間をかけられるで、クオリティーも上げていくことが出来ます。

また、即入社してほしい会社であれば、働いている人よりもすぐに入社できることをアピールできるので有利になる場合もあります。

その他に、仕事でのストレスや疲労から解放されて転職活動に挑めるのもメリットです。

やはり普段働いているだけでも大変なのに、さらに転職活動となるとめちゃくちゃ大変です。

そんな状況から解放されて転職活動に集中できるのはメリットと言えるでしょう。

 

デメリット

第一にはやはり、収入が途切れてしまうため経済的負担が増えてしまうことです。
転職活動が長引けば長引くほど負担も増えていき、不安から焦って適当な会社に入社を決めてしまうなんてことにもなりかねないでしょう。

その他には、離職期間が長引くと企業からの印象が悪くなる場合もあります。

中には3か月ほどで印象が悪くなる企業もあるので覚えておきましょう。

 

会社を辞めてから転職活動した方がいい人

まず転職することを決めたが、仕事が忙しすぎて転職活動が出来ない人は先に会社を辞めてしまうのをおすすめします。

しかし、それは本当に時間を確保できない人の事であって、遊ぶ時間や飲みに行く時間など削る余地がある人は辞めない方がいいでしょう。

また、時間だけでなくストレスなどで限界を迎えている人は一旦辞めてしまった方がいいです。
限界を超えてしまうと転職活動どころではなくなってしまいます。

もう今の会社で働くのが限界だという人は辞めてから少し休んで、リフレッシュした後に転職活動を始めていきましょう。

 

まとめ

働きながら転職活動するメリット

・収入が途切れないから、経済的余裕と精神的余裕がある。
・離職期間がないから良い印象を受ける。

働きながら転職活動するデメリット

・情報収集などの対策に十分な時間を取れない。
・面接の日程調整が大変で、有給にも限りがありチャンスを逃してしまう可能性がある。

向いてる人

・比較的休みも取れるなど、就業しながらも転職活動が可能な人。
・まだ会社を辞めない選択肢が残っている人。

 

会社を辞めてから転職活動するメリット

・求人情報収集や書類作成など、転職活動にかけられる時間が増える。
・面接の日程が合わせやすい。
・仕事のストレスから解放された状態で転職活動に挑める。

デメリット

・収入がなくなるため、経済的に負担が多くなる。
・収入がなくなるため、焦って転職活動に妥協が生まれやすい。
・離職期間が長くなると印象が悪くなる可能性がある。

向いてる人

・仕事が忙しすぎて転職活動をする時間が取れない人。
・ストレスなどで精神的や体力的に限界を迎えている人。

【最後に】

いかがでしたでしょうか。

正しい選択をするためにはそれぞれメリットとデメリットをちゃんと理解して自分の状況に合わせて選んでいく事が重要になってきます。

そして転職活動は本当に大変ではありますが、乗り越えると自分の人生が一気に変わっていきます。

転職したいという人は現状を変えたいという思いを持っていますよね。

私はそんな人たちの背中を少しでも押すことが出来たら嬉しく思います。

明るい未来を切り開くために、頑張って掴み取りましょう。

それではまた!

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